ハースストーングランドマスターズ シーズン1。
ウィーク4 Day2。
posesi選手 vs Cheonsu選手
スペルメイジの除去が間に合うかどうかにかかっているこのマッチですが…
3ターン目にして既にこの盤面である。
posesi選手は最初のマリガンで狂気のデッキを引いており、コインを使って使うタイミングを計っていたのですが、これがまったくもって打てない。
仕方なく、ダメージを受けつつも除去に回ります。
その後もposesi選手の受けが続き、ターンは進んでこれが9マナの状況。未だに狂気のデッキを打つ余裕がありません。
さらにメイジ側の残りライフはもう5点しかない。除去ができなければ終了です。
しかし、この盤面の返しが勝敗を分けました。
退化の矢を打ってこの盤面。
ここで、手札では無理と考えて魔力なる知性でドロー!!
3マナ使うというのにこの判断はすごいと思います。
引いてきたルーンオーブ。
発見で得たシューティングスター。
ミニオンでトレードもし、ヒーローパワーも打って残るのは1/1のみ。
この返しは、本当に素晴らしかったと思います。
その後、セナリウスの結界なども出てきますが、メイジのフェイスをすぐに詰めることはできず。
しかしヒーローパワーで1点ずつ与えており、メイジ側にもう猶予がありません。
ここで勝負のジャンディス・バロフ!
しかし挑発は出ない!
挑発が出れば、ミニオンを除去して後は殴るだけ、という体制だったのですが…
しかし、ドルイド側も打点カードは引けず…
最終的にこの盤面。
メイジ側は残りライフ1点であるため、このターンで相手のライフ32点を削らないと負けなのですが、
ランサック元帥で3点。
ジャンディスバロフで2点。
イナラが4点。
ソラリアンが4点。
砂糖のエレメンタルが2点。
イナラ効果によるヒーロー攻撃が4点。
ファイアーボール2枚で14点。
合計33点!!
いやぁ~シビれました!
ジャンディス・バロフで挑発こそ出なかったものの、イナラによる打点がものすごく響いたこと。
ランサック元帥でバフを乗せてからミニオンを余すことなく盤面に出していたこと。
そして最終ターンではファイアーボール2枚はなかったんですが、残りを把握してドローを選択しファイアーボールを引き、リーサルにつなげたこと。
本当に最高峰のプレイでした。お見事でした。
もう、最後にリーサルが見えた瞬間にガンダムフレームさんが軽く叫んだ
「…足りてる!」
がストライクです。本当に実況解説はいい味を出していると思います。
良いものを見せていただきありがとうございました。
紹介したマッチから始まる動画はこちら↓