ハースストーンを始めてからというもの、スタンダードのランク戦をメインにプレイしている。
シルバーランクになるまでは負けても星が減らないので、頑張ってシルバーランクになったものの
中々勝つことができず、万年シルバー10と言っても良いほどランクを上げることができなかった。
もちろんハースストーンを始めて2カ月も経っていないので、経験が足りないというのもある。
おいなんだよそれ、進化しすぎだろ!(シャーマンに対して)
がんばって倒したのに、死者復活ってなに!?(プリーストに対して)
1マナなのに3/3のミニオンが2体ってどういうこと!?(ハンターに対して)
トーテムコピーとバフが強すぎるんだけど!(シャーマンに対して)
適者生存って何!? 何このピエロ!?(ドルイドに対して)
武器でずっと殴ってくるだけなのに爆弾で死ぬんだけど!(ウォリアーに対して)
何この秘策だらけ!全然わかんないんだけど!(ローグに対して)
デッキから5枚燃やされるって何!?また出てきたし!もうカード無いよ!(ウォーロックに対して)
どんだけバフするの!? 聖なる盾キツイ! なんでその魔法コスト0なの!?(パラディンに対して)
1ターンでそんな火力出るの!? うそでしょ!?(デーモンハンターに対して)
その間メイジで頑張っており、200勝まで到達したのですが、その時点でシルバー10。
もちろん、強いカードが揃っていないということも大きいが、相手の戦術やカードがわかっていないので、何のカードを持っておくべきとか、メタとしてのデッキ構成や、今カードを切るべきか否かという判断ができていないことも大きい。
この点については、負けを通して成長を得たと言えよう。
そして今回シルバーランクからゴールドランクまで上がることができたのだが、クラスはデーモンハンター。
もちろんデーモンハンターを始めた当初も負け続けていたのだが、このデッキの方向性結構強い…ということに気が付いて構築を進めたところ、勝率が明らかに上振れした。
まず、私自身がハースストーンはじめて1カ月程度の初心者で、デッキは「世界大会のデッキこんな感じだったな」と意識してた程度なので、これがお手本のデッキですと言うつもりは全くないが、参考までにとして
ゴールドまで上がった時のデッキがコチラ。
アグロ・欠片デーモンハンター。
最初はハイランダーにしてゼフリスを入れていたが、ゼフリスがほとんど窮地を救うためのカードになっており、フィニッシュまで持っていく展開が作れないためゼフリスは止め、魂の欠片を集める方向にシフトした。
シャーマンとローグ相手だとミニオンが横並びになることが多いのと、自分自身のミニオンが少ないので、混沌爆発を2枚差し込む。
後はとにかく武器と攻撃力バフと斬舞でがんばる。ミニオンが少なければ魔力喰いで沈黙させてなんとかする。
真紅の秘印の使い走り、混沌一閃、霊視力、グルダンの髑髏とドローソースが実戦ではかなり効いている。
あとミニオンが少ないがマナ中毒者を2枚入れている。
序盤で盤面に放り込んだ場合、万が一相手に除去がないとものすごい火力が出せる。
2マナでマナ中毒者を盤面に出して、除去されなければ、次のターンで二連斬→二の太刀→コイン→混沌一閃とかやるだけでマナ中毒者攻撃力9 + ヒーロー6で15点出せる。
二連斬は斬舞のためにとっておきたいところだが、序盤でこのアドバンテージを取った試合はほぼ勝利していた。
最後に1枚だけ入れている内なる悪魔がフィニッシャーとしてかなり仕事をした。アグロではあるがなんだかんだ8マナまで到達する場合は多く、ドローソースも含めてこのカードを引く確率はかなり高い。まだリーサルはないと思っている相手を数多く仕留めることができた。
後は大きかったのが相手と対戦するときに「ウォーロックはとにかく早くフェイス削りに行ったほうがいいな」とか「シャーマンだったらこのカード早く引いたほうがいいな」とか「パラディンの盤面にはミニオン残させないほうがいいな」とか基本的ではあるがそのような対策を考えながら対戦できるようになったのが大きいだろう。
カード引けるか引けないかは運に依るところもあるが、やはり知識と戦略が求められる。考えればちゃんと結果はついてくる。改めて面白いゲームだなと感じた。